今回より公開の十四作目『Mushroom boyに囚われて』は主人公を代えた前作の続編「のようなもの」です。前作の解説はこちら☟
前作では㈱システムソリューションズの新人プログラマー・椎名英が主人公で、彼の新入社員としての奮闘ぶりと恋模様を描きました。今作の舞台は同じ会社ですが、時は流れて三年後、英は前作の登場人物・吾妻穣二の立場である、グループサブリーダーに昇進しています。で、英とは同期入社で第一開発部に勤務していた来宮高貴が今作の主人公。社内で行われる新入社員教育に携わった高貴と、新入社員たちとの関わりを描いていきます。英の他には総務の森下友美も再登場しますが、穣二と榎並春人は話題に挙がるのみで、今作の登場はなし。次回に御期待ください。
コメディタッチだった前作とはいくらか雰囲気が違いシリアスな内容で、また、高貴の髪形が時代遅れのマッシュルームカットだったことから、彼が「きのこ」呼ばわりされるというくだりがあります。二十年近く前の作品なので、当時はマッシュルームカットなんて絶滅危惧種だったんですけど、近年このマッシュが復活しているんですよね~。時代遅れどころか最先端の髪形なのでは。今時こんなコンピュータ会社はないということとセットで御容赦ください。
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