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オリジナルBL小説をお披露目しちゃいます

❽バンカラらぷそでぃ

綾辻美佐緒が大学で入部したのは三曲同好会。そこには以前に無理やりお見合いをさせられた相手、大学院生の豊城聖爾がいた。

   バンカラらぷそでぃ ⑪(最終章)※さほどエロくないけど一応18禁どす🔞

第十一章 真のバンカラ 宴がお開きになり、送って行くと申し出た聖爾はタクシーを呼んだが、俺はその車中の後部座席で彼の手を握ると「帰りたくない」と告げた。 わかったとうなずき、聖爾は行き先を横浜へと変更、そのあと内ポケットから取り出したものを見…

   バンカラらぷそでぃ ⑩

第十章 ミスコン終了 ―― それ、マジっスか? 拍手に送られて十九番の人が階段を降りると、いよいよ俺たちの出番だ。舞台の上に緋毛氈が敷かれ、後ろの白いスクリーンには講義での難しい方程式に代わって、夜空と満月が映し出された。 聖爾が頼んでくれたお蔭…

   バンカラらぷそでぃ ⑨

第九章 いよいよ本番……絶体絶命、大ピンチ! 泣いても笑っても今日が本番、学園祭最終日・コンテスト当日。開始時間は午後一時からだが、どこもかしこも朝からその話題でもちきり。各サークルの連中は気もそぞろで、屋台を出してもタコ焼きどころではない。 …

   バンカラらぷそでぃ ⑧

第八章 誠さんと二人きりで♥……? 聖爾と桃園恭子、誠さんと俺。三曲チーム対応援団チームの戦い、という形でくくるほど、コトは単純じゃない。それぞれの思惑は複雑怪奇なのだ。 まずは桃園恭子。この女にとっては同好会の未来などどうでもよくて「三連覇し…

   バンカラらぷそでぃ ⑦

第七章 勃発! 合奏バトル 見合いという奇妙な形で再会し、関わるようになった聖爾は俺を十五年間想い続けていて、俺自身は偶然出会った応援団団長の土方さんに片想いのはずが聖爾の動向も気になる。奇妙な三角関係のせいでこの数日間、心が掻き乱されっぱな…

   バンカラらぷそでぃ ⑥

第六章 御宅訪問 お邪魔しま~す ここらは東京に近いわりには起伏のある丘陵地帯で、キャンパスがある場所もその一画だから、そこから下るとなると、車はまるで遊園地のジェットコースター状態。 大型のワンボックスカーとはいえ、箏のように長いものは真っ…

   バンカラらぷそでぃ ⑤

第五章 最悪ライバル プルプル女 次の日、難解極まりない物理学の講義が終わり、本日の授業から解放された俺が教室を出たところでちょうど赤木に会ったため、二人で学生会館へと向かった。 「和室をほぼ毎日押さえたって話してたよな。すげえ気合入ってるじ…

   バンカラらぷそでぃ ④

第四章 入部決定! 三曲同好会 二時限目の講義が終了した。今から昼休みだが、別の講義を履修している赤木たちはまだ授業が終わっていないらしく、俺は一足先に学生会館へ向かった。 学生会館の一階は食堂、二階は学生協と会議室などの施設、三階から五階ま…

   バンカラらぷそでぃ ③

第三章 マジかっけー! 応援団団長・土方誠 俺たちが松の間に戻ると、急用が出来たので帰る、美佐緒さんとはまたの機会に会う約束をしたとか何とか、適当な言い訳をした聖爾さんはその場を切り上げさせた。 再会を約束したということは美佐緒さんも聖爾が気…

   バンカラらぷそでぃ ②

第二章 ああ、玉華殿 問題の日曜日になった。 遠足に行く小学生のように朝から張り切っていた御袋はこの日のために用意したと言って、新調した着物、それも真っ赤な大振袖を俺の目の前に広げてみせた。「……誰が着るんだよ?」「あら、美佐緒さんに決まってる…

   バンカラらぷそでぃ ①

第一章 お見合いミッション発動 ウォイッス! 俺の名前は綾辻美佐緒(あやつじ みさお)。正真正銘、れっきとした男だ。そこんとこ、よーく頭に叩き込んでおいて欲しいんだが、俺に初めて会うヤツの十人中十人、全員が必ず口にする「えっ、女の子だと思った…

   バンカラらぷそでぃ 解説

ようやく次の公開作品の準備ができました。すっかり遅くなり申し訳ございません。 今回の作品は『バンカラらぷそでぃ』完全オリジナルです。十四年ほど前の作品で、またまた大学が舞台、箏・尺八・三味線のサークルと応援団が絡む学生物コメディです。α社の…